リードクライミングの始め方

クライミングの種類-ルート、ボルダリング…とは-でも説明したように、リードクライミングとはロープを命綱として10mもの岩壁や人工壁を登るクライミングです。

ボルダリングと比べると準備する道具が多く、2人一組でないと登れないことから、敷居が高いと感じてしまう人も多いと思います。

しかし、リードクライミングはクライミングの基本となる登り方を習得しやすく、”綺麗に登るクライマー”になりたいボルダリングを始めたばかりの初心者や、ボルダリングしかしてこなかったボルダラーの方にもおすすめです。

もちろんリードクライミングでしか味わうことのできない楽しさも沢山あるので、少しでも興味のある方は思い切って挑戦してみましょう!

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Step1.必要な道具を準備しよう!

lead climbing

photo by Bjørnar E

道具はクライミングシューズやチョークバックといった登るための道具のほかに、ロープ・ハーネス・ビレイ器といった高いところから落ちても地面まで落ちないように、命綱の役割をする道具が必要です。道具が多くて揃えるのが大変!という方も、「まずは一回挑戦してみたいな」という方も、ジムによっては必要な道具を全てレンタルできるところもあるので、そのようなジムを探してみてください!

1.服装

クライミングするときって、どんな服装で行けばいいの?という初心者の方も多いと思いますが、基本的にジャージのような動きやすい服装であればOKです!

また、クライミングシューズをレンタルする場合は靴下が必要になるので、忘れずに持って行きましょう。ジムによってはレンタルシューズの色が靴下についてしまう可能性もあるので、運動用などに使っている汚れても良い靴下がいいでしょう。

2.クライミングシューズ

岩壁や人工壁を登るために特化したシューズです。まだ持っていない方は、ジムでレンタルするか、自分に合ったものを購入してください。また、もともとボルダリングをやっていた人はボルダリングをするときに履いているクライミングシューズでOKです。

【関連】クライミングシューズの基礎知識

3.チョーク・チョークバック

chalk bag

photo by Aleksi Aaltonen

登っている時、手に汗をかいてしまったら、その汗によって持っているホールドが滑りやすくなり、課題をクリアすることが難しくなってしまいます。

そんなときに使うのがチョークとそのチョークを入れておくチョークバックです。チョークを手に付けることにより、手の水分がチョークに吸われ、滑り止めの役割もはたします。登っている間はチョークバックを腰につけ、手が滑りやすくなったらチョークバックに手を入れ、チョークを付けます。この動作はクライミングでは”チョークアップ”と呼ばれます。

また、チョークバックは”腰につけるタイプ”と”地面に置いておく大きめのタイプ”の2種類あり、リードクライミングでは登っている最中にチョークアップする必要があるため、”腰につけるタイプ”を使用します。

4.ハーネス

harness

photo by Ben and Asho

ハーネスとは命綱であるロープと、自分の体とを繋ぐ役割をします。そのため、自分の体に合ったものを使うのが非常に重要になります。なので購入するときは実際にお店で試着してみて、自分の命を任せられるものを選んでください。

ジムでレンタルする場合は、ジムの店員さんがあなたに合ったものを選び貸してくれると思うので、安心してレンタルしましょう。

5.ロープ

実際に命綱となる部分です。リードクライミングでは、このロープを壁についている支点に掛けながら登っていくことで身の安全を確保します。

しかし、クライミング初心者はこのロープを支点に掛ける作業(クリップ)が安全にできるほどの技術がまだないので、後述するトップロープクライミングから始めることとなります。このトップロープクライミングではもともとジムの壁にロープがかかっている場合がほとんどなので、そのあらかじめ掛っているロープをレンタルすることで挑戦できます。

なので初心者の方は急いでロープを準備しなくても大丈夫です。

6.ビレイ器

ビレイ器

photo by Harald Kanins

ビレイ器は、クライマーのロープを下で操作するビレイヤーになくてはならない道具です。基本的にリードクライミングは、2人一組でクライマーとビレイヤーを交代しながら、それぞれが自分の登りたい課題を登るため、リードクライミングを楽しむためには必須です。

また、ビレイというのはしっかり学び、習得しなければ、クライマーの命を守ることができません。リードクライミングのできるジムではビレイの講習会開いているところもあるので、そのような講習会に参加することがリードクライミングを楽しむための第一歩です。

とはいえ、とりあえず一回登ってみたい!という方は、ビレイをジムのスタッフさんがしてくれるジムもあるので、ジムのホームページなどでビレイ器が必要かどうか確認しましょう!

Step2.リードクライミングのできるジムへ行こう!

リードクライミングのできるジムを探して、実際に行ってみましょう!

お住いの地区のジムを探すのは、クライミングジム情報|CLIMBING-netが調べやすくオススメです。

また、リードクライミング経験者が知り合いにいたらチャンスです!お願いして、一緒にジムに連れて行ってもらいましょう。そのときに、ビレイをお願いできるか、ビレイを教えてもらえるか聞いてみるのもいいですね。リードクライミングをやっている人は、とても多いわけではないので、経験者の方は一緒に登ってくれるパートナーを探しているかもしれません。その場合お願いを快く引き受けてくれると思いますよ。

トップロープクライミングに挑戦してみよう

初心者の方はまず、トップロープクライミングに挑戦してみましょう。

トップロープクライミングはゴールにロープがあらかじめ掛っているため、万が一落ちてしまっても手を離した場所で止まるので落差がほとんどなくリードクライミングに比べ安全です。

なので、リードクライミングをするための十分な技術を習得するまで安全なトップロープクライミングで練習を重ねてください。

初めての方だったら、ジムのスタッフさんや経験者の方がロープの使い方や、登り方を教えてくれると思います。しっかり話を聞き、安全に楽しみましょう!

リードクライミングに挑戦してみよう

トップロープクライミングである程度登れるようになったら、ついにリードクライミングに挑戦です。トップロープクライミングはその性質上、壁の角度が90度程度の壁くらいしか登ることができません。

しかし、リードクライミングは自分で支点にロープを掛ていくことで、様々な角度の壁にトライすることができます。120度も傾いている壁や、地上数mの高さで180度傾いた壁をすいすい登っていく姿は、誰が見ても圧巻です。

Step3.岩場に行って、本物の岩壁を登ってみよう!

ジムで登ったら、今度は本物の岩を登ってみましょう!山と渓谷社から出版されている日本100岩場という本や、CLIMBING-netを使うことで岩場を調べることができます。

岩場では、ジムと違ってホールドもわかりずらく、最初は思うように登れないこともあるかもしれませんが、岩場での経験を積むことでどんどん登れるようになってきますよ!

また、岩場でのホールドやスタンスはシビアなものが多いので、そんなシビアなクライミングの経験を積むことがジムでの成果やクライミングの総合力upにもつながります。

岩場で登ることの魅力

自然に存在する10m以上の岩壁は、普通の人から見たら到底乗り越えられるものとは思えないでしょう。

しかし、その乗り越えられないと思われるような壁を自分の手で登り切ったとき、自分の覚えたムーヴで登り切ったとき、言葉にできないほどの高揚感と達成感と感動を、大自然の中で感じることができるでしょう。

その感覚が今も沢山の人を岩場でのクライミングに惹きつけているのだと、私は思っています。

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