クライミングの種類~ルート、ボルダリング…とは~

一口にクライミングと言っても様々な種類のクライミングが存在します。

一般的に知られているような「ボルダリング」などのスポーツクライミングから、山を登るように岩を登る、登山に近い「アルパインクライミング」など、ここではクライミングの種類を紹介します。

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ルートクライミング

ルートクライミング

photo by AFTRIX

ロープを命綱として、岩や壁を非常に高いところまで登るクライミングです。実際に岩を登るクライマーと、下で命綱であるロープを操作し、クライマーが安全に登るサポートをするビレイヤーの2人一組で登ります。

ルートクライミングはトップロープクライミングリードクライミングに分けることができます。

トップロープクライミングとリードクライミングの違いはリードクライミングの始め方でも説明しているので参考にしてみてください。

10m以上登ることも多く、ゴールした時には高度感も相まって大きな達成感を得ることができます。また、岩場では、ゴールしたときに頂上からの素晴らしいルートクライミングをしている人しか味わえない眺めも堪能できます。

ボルダリング

boldering

photo by 山田 航

ロープを使わずに、自分の身一つで3m程度の落ちても大事に至らない岩や壁を登るクライミングです。必要な道具がシューズとチョークのみで、ジムも比較的多く存在するため始めやすく、ここ数年でブームとなっています。

ボルダリングの楽しさの一つは、様々な体の動き(ムーヴ)を使い課題を攻略する事です。時に繊細に、時にダイナミックなムーヴで短い距離を登りきるため、難しい課題を自分の思い描くムーヴで登れた時は、難しいパズルが解けたかのような達成感を得ることができます。

マルチピッチクライミング

マルチピッチクライミング

photo by brewbooks

ロープを使用し、リードクライミングよりも長い距離を登るクライミングです。ルートクライミング同様、クライマーとビレイヤーの2人一組(場合によっては3人一組)で協力しながら登ります。

マルチピッチクライミングで登るルートは非常に長く、一本のロープでは長さが足りないため、リードクライミングの技術だけではゴールまでの安全を確保できない事がほとんどです。

そこでクライマーとビレイヤーが2人で交互に登ることで、一本のロープの長さ以上の高さまで登る技術を使います。

要するに、リードクライミングを数回に分けて登ることにより、限られたロープの長さ以上の高さまで到達するのがマルチピッチクライミングです。

この時、ロープワークなどの知識を駆使しながら安全を確保していくのですが、話の内容がより専門的になるのでまたの機会に紹介します。

マルチピッチクライミングの楽しみの一つは、リードクライミング以上の高度感と、2人一組のパーティーで息を合わせ、協力しながら登るため、リードクライミングとは違った達成感が得られることです。パーティーで達成感を共有できることはとても素晴らしいものです。

アルパインクライミング

アルパインクライミング

photo by Bari Bookout

登り方はマルチピッチクライミングとほとんど同じですが、マルチピッチクライミングが素手のみで登るのに対し、アルパインクライミングは素手で登るのが困難な場所を、アブミという縄ハシゴなどの道具を使い突破します。

その理由として、アルパインクライミングをするような岩壁は岩質がもろい部分もあり、不安定であるためロープに命を任せきれないのがほとんどです。そのため、リードクライミングやマルチピッチクライミングのように落ちることができません。

そこで素手で確実に登れないと判断した場合、アブミといった道具を駆使します。

また、雨が降った場合登るのが非常に困難になるため、天候の変化を読み取りそのまま進むか、それとも行程の途中で切り上げ撤退するかや、どのような場面でどのような道具を使うかなどといった、自分やパーティーの命を守るための判断をしながら頂上を目指すのが、アルパインクライミングの醍醐味です。

シャワークライミング・沢登り

沢登り

photo by HYLA 2009

沢登りとは、山を登山道を使わず沢を使って登る登山の一種です。登山の一種と書いたように、基本的な登山の知識も必要となりますが、一般的な登山と違い、クライミングの技術がとても重要となってきます。

まず、沢を登っていると滝を突破しなければならない場合があります。その時に、滝の流れている岩肌を滝を避けながら、時には滝に逆らいながら登ります。そして滝を突破するときにクライミングのテクニックやロープワークが必要になってくるのです。

また、深く流れの比較的早い沢を進むとき、水流に逆らいながら進むのは困難です。そんな時に沢の側面の岩肌をクライミングのテクニックを使いながら進みます。

水しぶきを受けながら滝をクライミングで登っていくのはとても刺激的な体験です。リードクライミングやボルダリングのみを楽しんできた人も、その技術で沢登りという普段とは一味違ったクライミングを楽しんでみてはどうでしょうか。

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