「ムーブがスムーズにできない…」を克服するためのヒント

ムーブって難しいですよね。

初心者の方は特に、ボルダリング独特の動きが上手くできず、やきもきしているのではないでしょうか?

  • カウンターやダイナゴナル、頭ではわかっているのに上手く体が動いてくれない。
  • ランジがメチャクチャ苦手!そもそも壁の中で飛び出せない!

などなど、そんな「まだムーブが上手くできない…」という方が、これから先、上級者のように綺麗なムーブができるようになるためのヒントを書いていきます!

ちなみに初心者に向けて書いていますが、中級者以上の方もこれからのトレーニングの参考になるかもしれないので、興味があれば読んでいただけると幸いです。

スポンサーリンク

まずは上手な人を観察する。

ヒール

photo by Aimee Custis Photography

あまり露骨にガン見しすぎると相手も緊張しちゃうかもですので、さりげなくガン見してください。

そして、どこの筋肉使ってるのだろう、関節はどれくらい開いているのだろう、どんなフォームが綺麗なムーブなのだろう、などなど観察できるところは具体的に観察しましょう。

そして自分が上手な人と同じように動くにはどうすればいいのかよーく考えます。

そうすることで、自分のムーブをより意識できるようになると思います。

やはりよく見て考えている人は成長が早いですね!

ムーブの練習は『一手課題』で!

まず、苦手なムーブを練習しようとしたとき、あなたはどのような練習法をとりますか?

とりあえず苦手ムーブが出てくる課題をやろうとすると思います。

もちろんその練習方法は間違いではないですが、もっと効率よくムーブの練習をするために最適な練習法があります。

それは一つのムーブだけの課題で練習することです。

え、それってどんな課題?と思われるかもしれませんが、文字通り一つのムーブのみ、一手のみの課題です。

カウンター・ダイアゴナル課題だったら、スタートして、カウンターで次のホールドを取ったらゴールです。

簡単ですよね?

しかし、この単純そうに見える練習法でも、”なぜこのような練習法が良いのか?”を意識すれば初心者の方のムーブ練習の手助けになってくれます!

『一手課題』の意味とは?

ムーブというのはクライミング独自の動きですので、よっぽど運動神経の良い人でない限り、最初のうちはぎこちない動きになってしまいます。

これは脳と体をつなぐ神経系に関係していて、脳で出した信号を、体にうまく伝えられていないことが原因です。

要するに、体が独自の動きに慣れていないということです。

では、その独自の動きに慣れるにはどうすればよいのか?

答えは単純で、慣れるまで反復することです。

皆さんが日常でスムーズに歩けていることも、赤ちゃんの時にたくさん歩く練習を反復して行ったからです。

それと同じことがボルダリングのムーブでも言えます。

そんなこと知ってるわ!と言われてしまうと、実際その通りなのですが、この慣れるまで反復する練習は”綺麗な体の動きで”慣れるまで反復することが大切なのです。

というのも、間違った体の動きや、間違った筋肉の使い方で慣れるまで反復してしまうと、体が間違った体の動きに慣れてしまい、今後「今の登り方じゃダメだ!無駄のないムーブをできるようになりたい!」と思ったときに修正するのが困難になってしまいます。

なので、最初から反復練習では自分のできるかぎり綺麗なフォームで行わなければなりません。

そこで役に立つのが『一手課題』です。

初心者の方はまだ持久力もついていなく、標準的な課題を登るときはとりあえず登ろうと頑張るので、なかなか綺麗なフォームを意識できていないと思います。

しかし、『一手課題』なら簡単で短いため、ゴールまでたどり着くことが目標ではなく、綺麗なフォームでムーブをだすことを目標にすることができます。

これなら初心者の方でも、間違ったフォームではなく綺麗なフォームを体に覚えさせることができますよ!

『一手課題』で気を付けること

乗り込み

photo by Alessandro Valli

練習法が単純なだけに、しっかり意識する部分は意識しないとトレーニングの効果も半減してしまいます。

そこで気を付けることをまとめてみました。

1.練習は疲れていないウォーミングアップ後がオススメ。

神経系のトレーニングは疲れていないフレッシュな時が一番効果があります。なのでウォーミングアップ後くらいに行いましょう。

また、お世辞にもこのトレーニングは楽しくないので、ウォーミングアップ後に綺麗なムーブの確認程度に自分で一手課題を設定し、数回繰り返す程度でよいと思います。

大事なのは一日にたくさんトレーニングするのではなく、日々の練習で少しずつ積み重ねていくことですよ。

2.一手に集中する。

カウンターだったらカウンター、ランジならランジ、そのムーブ一手を綺麗なフォームでできるように、これでもかというくらい集中してください。

意識することは、最初は難しいかもですが、

  1. 使っている筋肉
  2. 関節の動き
  3. 呼吸
  4. 足裏感覚
  5. 目線

などなど、意識できるとことはトコトン意識することが大切です。

3.課題設定にメリハリをつける。

たとえば、一手を自分が取りやすい範囲に設定するか、自分のギリギリの範囲に設定するかや、どの角度の壁を使うかを変えることで、同じムーブの練習をするのであってもメリハリをつけることができます。

課題設定で工夫することでも、一手課題の効果を高めることができると思います。

まとめ

ムーブを習得する一番の近道は、自分の体の動きを意識して、反復することです。

一手課題はその練習のアプローチ的位置づけなので、慣れてきたら是非普通の課題でも一手課題での意識を取り入れてみてください!

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です